雑想累積所

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GB250 クラブマン 冬 バイク セルが回るのにエンジンがかからない時

バイク ホンダ GB250 クラブマン V型(1997)

道具:メガネレンチ10mm +ードライバー各種 バッテリー充電器 テスター

サービスマニュアル(やっぱりないと) アウトドア用ランタン アウトドア用ヘッドライト(夜の作業に超便利)

 

厳寒の12月深夜始動テスト 前回走行したのは2ヶ月前

セルは回るがエンジンが一向にかからない。

何回も何回もスターターを押しているうちにバッテリーが弱まっていき、バッテリーが終了。

ライトは点くがセルが弱々しく、そして回らなくなった。詰んだ。

 

対処1 バッテリーを充電する(新しいの買えばよかったか否、実践が必要なのだ)

・バッテリーを外す バッテリーを抑えるベルトを留めているネジが実に曲者

・Amazonでmelco社の汎用バッテリー充電器と安物テスターを購入

・バイク用バッテリーモードにして充電開始 5時間くらい

・充電完了後、テスターでバッテリーの電圧を測る(直流DCモード)大体12ボルト出てる

・DC電流(アンペア)は、バッテリーの類は測れないみたいだし図る必要もないらしい

(12V出てるかが重要、比重計なんて持ってないのでバッテリーの健康状態は分からない)

 

対処2 充電したバッテリーをセットしてテスト

セル回るけどやっぱりエンジンがかからない。何故だ。

そのうちバッテリーが弱まっていきセルが回らなくなりエンド。また詰んだ。

 

対処3 ググる

・バッテリーを取り外して充電器にセット、「緊急充電モード」とかいうモードがあったので気休めにセットし充電開始。

・検索の結果、

「キャブレター内に前の古いガソリンが残ってるとかかりづらくなるので捨てて、

その上でキャブに新しいガソリンを供給してチョーク引いてセル回すとエンジンかかるかもヨ」

という情報を得る

・バッテリー充電器の「緊急充電モード」は30分でオフになるはずなのに切れない、何故だ。

とりあえずコンセント引っこ抜いて停止し、通常充電モードにして追加充電してみる(気休め)

ランプゲージを見ると充電量は90%以上のようだ。

 

対処4 ドレンプラグとドレンスクリュを緩め中の液体を抜く

【ドレンプラグ(オイルのとは違う)】

・キャブレターから伸びているブリーザチューブは車体下部、センタースタンドの辺りまで伸びていて、先に「ドレンプラグ」なるプラスチックの栓がはまっている

それを抜く(ピンで押さえ留めしてあるのに注意)

ブリーザチューブ内のドロドロした水や沈殿物が飛び出してくるので排出する

・ドレンプラグをもとに戻す

【ドレンスクリュ(オイルのとは違う)】

※キャブレターは2代目H型からシングルキャブに機構変更したので、サービスマニュアル上の詳しい図説は後ろの方の「H型・追補版」に載っている

・ガソリンタンク下のガソリンコックをOFFにする(ONだとガソリン駄々漏れ)

・キャブレターの下部の「ドレンスクリュ」をマイナスドライバで緩める

・キャブレター内のサラサラとしたガソリンが排出される

・ドレンスクリュを締め込みもとに戻す。

 

対処5 再度トライ

・バッテリーを仮セットする

・ガソリンコックをONにし、少し放っておく

・チョークを引く(最大値でもいいが、少し弱めたほうがいいかも)

・運命のスタートオン。

 

・まさかのエンジン一発始動。なんなんだ。

・少し走ったあと、バッテリープラグを外して車体を格納。

 

キャブの仕組みとか全然わかりませんし何故これでかかるのか分かりませんが、

とりあえずこれでエンジンかかったことを記録しておきます。

 

番外編 バッテリーケース内のバッテリーを抑え込むベルトの留めネジについて

ボルトネジだったので「プラスネジに換装してドライバで留め外しできたらいいな」

とホームセンターにへ探しに行ったら

アメリカの規格 ユニファイ(UNF) 1/4 とかいうサイズの謎のネジだった。

そんなネジ売ってないよ。ネットで探してもレアモノらしい。

諦める。

 

で、バッテリーを戻してこのネジを留める時、最後までネジ穴に通らない!

3mmくらい余裕を残してネジが固く回らなくなっちゃう。

原因はフレームのステー・バッテリーケースのステー・抑えこみベルトのステーがピッタリあわさらないので、

ネジ穴がまっすぐ貫通しないから。

バッテリーケースの据付が悪いのだろうか。

しょうがないので締め付けられる限界よりちょい弱めまでしめつけて

バッテリーは飛び出てこないのでこれでよしとする。